やっぱり夜勤専従は稼げますね。

夜勤専従とは通常の日勤をせずに、夜勤のみをするという働き方です。大きなメリットとしては、高額収入、自由時間です。夜勤専従は常勤でも非常勤でも月に5回から10回の勤務となります。どちらも30万から40万円くらいの収入を得ることができます。高額な求人の場合は一回の夜勤で4万円というようなものもあり、夜勤数回で高額の収入を得ることができるのです。そして、夜勤しかしないので、勤務日以外は日中も含めて自由な時間がとても多いです。仮に2交代制で、夜勤をしたとすると、夜勤入り→夜勤明け→休日→夜勤入り→夜勤明け→休日の繰り返しとなります。夜勤明けは朝に勤務が終了となり、次の夜勤入りは夕方なので、それまでの間はすべて自由時間となります。2日間の休みがあるということになります。

日中に自由な時間が多いというのは魅力的なことです。趣味の時間に費やせたり、子供の学校行事への参加もしやすくなります。そのため、ある程度子育てが落ち着いた人が夜勤専従をしていることが多いです。しかし、デメリットももちろんあります。夜勤専従は昼夜逆転の生活をしているので、自律神経が乱れてしまいます。生活リズムは一定であっても、寝るべき時間帯に寝ずに仕事をしているので、週に1~2回の夜勤でも自律神経は乱れてしまうのです。その結果体調をくずしやすく風邪などをひいてしまうことも増えるかもしれません。自分の体調管理には十分注意が必要となります。また、週に1、2回の勤務で、会話をする機会の少ない夜の勤務ということで、患者さんの把握が難しくなります。顔と名前と病状を一致させて把握するのはなかなか難しいことでしょう。患者さんと触れあう時間は自分で見つけながら勤務する姿勢が必要となります。このように、夜勤専従看護師として働くメリット、デメリットそれぞれきちんと把握し、自分にあった働き方を考えることが大切です。