自律神経は、人間が生きていくうえで大切な循環器や呼吸器、消化器の活動を調節している神経です。この神経はストレスや昼夜逆転の生活、更年期によって起こる事が原因で、乱れてしまうと、失調症や、神経性胃炎、過敏性腸症候群、過呼吸、メニエール病を引き起こしてしまいます。
神経を整えるには、日ごろからストレスをためない生活をするのが大切で、うまくコントロールすることが必要となります。音楽を聞いたり、アロマを炊いたりと自分にあった方法で、ストレスをうまく逃がすようにします。
この他、カルシウムを摂取しても効果があります。カルシウムは骨を丈夫にするだけでなく、精神を安定させ、イライラを抑えるはたらきがあります。牛乳やヨーグルト、ほうれん草や小松菜、小魚に多く含まれているので、食べるときは意識すると良いでしょう。
なお、運動でも整えることができます。体を動かすことにより、筋肉がほぐれるので酸素を体の隅々まで運ぶことができ、老廃物も排出を開始します。筋肉を鍛えると冷え性防止にもなります。
神経に良い運動は有酸素運動です。有酸素運動には、ウォーキング、ジョギング、スイミングなどがあります。1日20分程度でも効果が現れてきます。